弊社の業務には大きく分けて、電柱を建てる・抜くといった作業をする「建柱班」と、変電所から各家庭までの配電線網に電線を張る、電柱に設置する機器の取付・撤去作業を行う「架空班」の2つの班に分かれます。
今回は「建柱班」に焦点を当てていきたいと思います。
建柱班の作業は、ホームページにご紹介の通り電柱を建てる・抜くことなのですが、この作業には舗装工事も伴ってきます。
舗装工事は皆さんも目にしたことがあると思いますが、1つの舗装工事を2段階に分けて施工していることをご存じでしょうか。
それが「仮舗装」と「本舗装」です。
なぜ2段階に分ける必要があるのでしょうか。
電柱を建ててその周りを舗装で固めて終わりかというとそうではありません。
どうしても気候や環境の変動(降雨・降雪など)によって舗装が陥没してしまう、電柱を建てた後に電線を張る等の作業をする際に生じる左右の振動により舗装が崩れることがあります。
ですので、時間を置き仮の舗装面が安定してから「本舗装」工事をします。
ここで本舗装の工程を簡単にご紹介したいと思います。
①エンジンカッターにて電柱周りの舗装箇所をカットします。
(火花が散るので、水を撒きながら作業します。)
②砕石を投入して転圧し、地盤を固めます。
③アスファルト乳剤を淵に塗り、既設アスファルトとの接合を良くします。
④アスファルト合材を投入し、手で均等にならします。
⑤バーナーで熱しながら機材や道具を使って締め固めます。
さぁ、出来上がりです!!
1つ舗装を完成させるにもなかなかの時間と工程を要します。
こうして、電柱周りの部分的な舗装工事は行われています。
ご興味があればぜひお声掛けください!
東光工栄株式会社
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